東アジアのナショナリズムと近代―なぜ対立するのか

個数:
電子版価格
¥2,849
  • 電書あり

東アジアのナショナリズムと近代―なぜ対立するのか

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年03月30日 00時04分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784872593839
  • NDC分類 220
  • Cコード C3022

内容説明

日本、朝鮮(韓国)、中国。たび重なる戦争、併合と侵略、抵抗と抗日、独立と解放―近代東アジア百年の苦難の歴史を追い、今日につながるナショナリズムの根っこを確認する。

目次

序章 ナショナリズムをめぐる問い
第1章 「国体」の創造―日本(1)
第2章 開国前夜から日韓併合まで―朝鮮(1)
第3章 日清戦争の衝撃と近代国家形成―中国(1)
第4章 「脱亜」から帝国主義へ―日本(2)
第5章 抵抗と妥協―朝鮮(2)
第6章 侵略と抗日―中国(2)
終章 東アジアのナショナリズムの相克―あとがきとして

著者等紹介

米原謙[ヨネハラケン]
1948年徳島市に生れる。大阪大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。下関市立大学専任講師・助教授、大阪大学教養部助教授などを歴任。パリ第4大学大学院でDEAを取得。パリ政治学院・北京日本学研究センター・国立成功大学(台湾)で研究員・客員教授などを務める。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。日本政治思想史・日本政治論専攻

金鳳珍[キムボンジン]
1955年ソウル市に生まれる。ソウル大学大学院(外交学科)で修士号を取得後、東京大学総合文化研究科(国際関係論専攻)博士課程で博士号を取得。大連外語学院・ハーヴァード大学ライシャワー研究所で客員教授を務める。現在、北九州市立大学外国語学部国際関係学科教授。東アジア関係史・比較政治思想専攻

區建英[オウケンエイ]
1955年中国広州市に生まれる。北京師範大学修士課程修了後、〓(き)南大学歴史学部専任講師を勤め、1986年に来日。東京大学大学院を経て博士学位を取得。1994年新潟国際情報大学に助教授として着任、1998年から同大学教授。専門は、政治思想史、日本と中国の近代思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とんこつ

3
日中韓の政治思想学者によって語られる東アジア三カ国の近代化とナショナリズムの勃興についての一冊。三国を巡る状況が独立的に叙述されていて、章を跨いで他の研究者への言及はないが、その構造こそが逆に三国が経験した近代化の差異と特徴をよりはっきりと浮かび上がらせているように思われる。総じて、近代(あるいはネイションステート)という概念が、各国で内面化されていく過程で、表層部では外からの侵略や圧力がその契機となりつつも、深層部では自身が蓄えてきた歴史や文化的資質がそれらの衝撃に呼応している様がとても興味深かった。2018/04/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4023197
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。