目次
1 「観光映画」という迷宮―『大大阪観光』の世界
2 「大大阪観光」を解読する(いざ大阪へ―陸から/海から/空から;大阪到着、第一歩を踏み出す前に―歴史の都とモダン大阪;大阪市内交通案内所―駅前で路線図を手にする;大阪市営高速鉄道、地下鉄は進む―拓く軌道は浪華のほこり、讃えよ地下鉄スピード時代;難波から新世界へ、通天閣へ―民衆娯楽の聖地 ほか)
3 語られぬ大阪―近代大阪は観光都市だったのか
4 汚い大大阪―水面にうつるモダン都市・大阪の衛生環境
5 「大大阪観光」とその音楽
著者等紹介
橋爪節也[ハシズメセツヤ]
大阪大学総合学術博物館教授、大学院文学研究科教授(兼任)。1958年、大阪市生まれ。東京芸術大学大学院修了。同美術学部附属古美術研究施設助手、大阪市教育委員会事務局文化財保護課、大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室学芸員(大阪市立美術館兼務)を経て現職。専門は日本近世・近代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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