創元推理文庫<br> 図書館の殺人

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創元推理文庫
図書館の殺人

  • 著者名:青崎有吾【著】
  • 価格 ¥865(本体¥787)
  • 東京創元社(2018/09発売)
  • おトクな週末2日間!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~5/12)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488443146

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内容説明

9月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。閉館中の館内に忍び込み、山田風太郎の『人間臨終図巻』で何者かに撲殺されたらしい。現場にはなんと、二つの奇妙なダイイングメッセージが残されていた! 警察に呼び出された裏染天馬は独自の捜査を進め、一冊の本と一人の少女の存在に辿り着く。一方、風ヶ丘高校では期末テストにまつわる騒動が勃発。袴田柚乃たちは事件とテストの両方に振り回されることになり……。ロジカルな推理と、巧みなプロットで読者を魅了する〈裏染天馬シリーズ〉第4弾。/解説=佐々木敦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

151
シリーズ第4弾の舞台は“図書館”。二つの謎めいたダイイング・メッセージを残した殺人事件の捜査に裏染天馬が挑む。もはや警察のプライドはないのか!とばかりに直ぐに天馬に頼ってしまうのは如何なものかとは思いつつも、圧倒的なその頭脳は些細な手掛かりと推論によって実行可能な人物を絞っていくのだが、今回の犯人の動機面がちょっと弱い気が…とは言え、やっぱり面白いこのシリーズ、今作でもまたひとつ天馬の過去が明かされるけども…青崎先生、本作以降の新刊が途絶えていますがこれで終わりじゃないですよね?続編楽しみにしております!2023/09/11

麦ちゃんの下僕

117
“平成のエラリー・クイーン”が放つ「裏染天馬シリーズ」第4作は、各章にエピグラフも添えられていて正にエラリー・クイーン的!謎解きに関しては、第5の条件に早くから気づいていたので犯人は当てられたものの…第1~4の条件の緻密なロジックには、ただただ脱帽です(笑) そして、“図書委員長”城峰有紗や“年下男好き”梅頭咲子刑事も加わってますます賑やかになる、天馬を取り巻く女性達…ほんと魅力的ですよね!僕は第3作以来針宮理恵子のファンですが、八橋千鶴もナイスキャラで好きです(笑) 第5作は美術館?映画館?楽しみです!2020/05/06

五右衛門

103
読了。正月明けというのもあり少し時間がかかりましたがやっぱり面白かったです。兄上のようにメモを取ってても繋がり難い事件現場をスラスラと流石です。このシリーズも続編を期待して止まないです。体育館、水族館、図書館とくれば…この先は恋心も絡んできそうで楽しみです。2020/01/14

takaC

89
天馬の館シリーズでは図書館が最も本格的だと思う。2018/09/15

yu

83
Kindleにて読了。今回は柚乃の登場が少なかった。天馬の過去も気になる。少しずつ明らかになっていくのかな。2019/09/21

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