内容説明
本書では、コミュニケーションという現象を社会言語学的観点から考察する。理論的枠組み、データ分析を中心に論を進めてゆく。最後に国際化する言語生活の中で、私たちがどのように伝達体制を構築すべきかという課題について考える。
目次
第1章 コミュニケーションの諸相
第2章 日本の訪問セールスから見たコミュニケーション
第3章 アメリカのデパートでのコミュニケーション
第4章 説得的談話における日米のコミュニケーション
第5章 アカデミックな場での日米のコミュニケーション
終章 コミュニケーションと現代生活―国際化する言語生活
著者等紹介
津田葵[ツダアオイ]
1944年中国・長春に生まれる。1980年ジョージタウン大学大学院言語学研究科修了。現在、大阪大学言語文化研究科教授。Ph.D.(言語学)。研究テーマは言語とコミュニケーション、話しことばにおけるテキストとコンテクスト間の認知・機能的役割、言語変化と文化変容。アメリカ言語学会、国際語用論学会、日本言語学会、日本英語学会、社会言語科学会所属
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。