内容説明
1995年1月17日午前5時46分、兵庫県南部地震発生、6,000人以上が犠牲となり、避難者はピーク時には31万人を超えた。著者らは直後から現地入りし、避難所の形成から消滅までのプロセスを継続的に記録、そして建築計画学の視点から総合的に考察。とくに避難所として学校施設と教職員が地域社会に果たした役割の大きさを強調する。
目次
序章 阪神・淡路大震災の特性
第1章 避難所とは何か
第2章 避難所の発生と避難行動
第3章 避難圏の構造
第4章 避難所の使われ方
第5章 避難所における高齢者と障害者
第6章 避難所の形成から消滅までの過程における諸問題
第7章 避難路の安全性および避難所の生活環境の問題
第8章 学校施設の物理的被害の状況
第9章 学校機能の停止と再開までのプロセス
第10章 避難所として機能した学校施設
第11章 学校機能と避難所機能の同居
第12章 教職員の果たした役割と学校の避難所機能
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