出版社内容情報
中原淳一[ナカハラジュンイチ]
著・文・その他
中原蒼二[ナカハラソウジ]
監修
内容説明
ほんとうの美しさとしあわせになる方法を教える本です。
目次
第1章 ことば
第2章 しぐさ
第3章 よそおい
第4章 くらし
第5章 こころもち
著者等紹介
中原淳一[ナカハラジュンイチ]
1913年、香川県生まれ。幼少時より絵や造形に才能を示し、18歳の時、趣味で作ったフランス人形がきっかけで雑誌「少女の友」の挿絵、口絵、表紙絵付録等を手掛け、一世を風靡する。終戦後、女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になってほしいとの理想に燃え、雑誌「それいゆ」(1946年)、「ひまわり」(1947年)、「ジュニアそれいゆ」(1954年)、「女の部屋」(1970年)を相次いで創刊。編集長として女性誌の基礎を作っただけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、人形作家、プロデューサー、ヘアメイクアーティスト、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮、その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。昭和30年代半ば病に倒れ、長い闘病生活の後、1983年に70歳にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
24
自己啓発本。これ、手元に置いておきたい!☆疲れたときでも、足取り軽く☆どこから見られてもいいように☆いちばん嫌がる仕事を進んでする☆一日ひとつずついいおこないを☆良くなろうとすることが、その人の価値を決める☆生活のすべてに愛情をこめて☆こうありたいと願っていれば、いつかはできるもの2014/04/29
みどり
11
某サイトでベッドサイド本に適しているとレビューがあったため購入、したのだけれど入浴時に全て読んでしまった。勿体無いことをした。中原淳一さんの絵が好きなので欲を言えばイラストがもう少し見たかった。心がけのほうは、美輪明宏の「乙女の教室」と似ていたな。美輪さんが絶賛するだけある。よかったなとおもうところは「いいな!と思った装いは取り入れてみる」ということ、仮に似合わなくても、どこが似合わないか、色か仕立てかバランスかなどを十分研究してみることが重要だと書かれていたこと。こういう考え、好き。2017/07/05
うめ
5
今読んでも古くない、つまり、人としての美しい有り様、て時代を超える。一つ一つ心に刻みたい言葉たち。2014/05/12
leaf
4
この心がけの中で、自分がもともと出来ているものはどれだけあるだろうか、と考えると少し恥じ入るような気持ちになりました。根本のスタンスとして、“若いときに、幸福な女性の基礎を作る”ということを心がけながら毎日を丁寧に過ごしていきたいなあ、と思います。たとえば、電車に乗っていても、若い人ももちろんですが、年を重ねた人でもはっとするほど素敵な雰囲気の人もいれば、眉をひそめたくなるような人もいる。自分が年を重ねても、年を重ねた後だからこそ、すてきだなあと思われる女性になりたいです。日々の心がけを大切にします!2013/01/17
るい
3
中原淳一の美や生き方に対する考え方は、一本筋が通っていて、ブレることなく貫かれている。それがすごい。性別を超越した美意識に感動する。私は、美しい言葉を使って過ごしたいと思いつつ、口を開けば、てめぇ、うぜぇとヤクザ言葉が出てしまう。言葉から、周りに流されはしまいという強い信念が必要だ。2015/07/29