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出版社内容情報
潮谷総一郎[シオタニソウイチロウ]
著・文・その他
内容説明
絶望の淵からたった一人で闘い始めた死刑囚・免田栄。その三四年にわたる苦悩の姿と、激しく揺れ動く心理を克明に描く。
目次
獄中からの叫び
なぜ疑われたのか
吹き荒れる処刑の嵐
史上初めての再審開始決定
閉ざされた再審への道
憂欝なる日々
見えてきた一条の光
ついに再審開始が確定
新たな司法の壁
検察の悪あがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
0
19971129読了
コギー
0
図書館本。1948年12月、熊本県人吉市で発生した祈祷師夫婦殺害(および同夫婦の娘二人に対する傷害)容疑で逮捕され、死刑となったが後に無罪となった免田栄に関するレポート。94年刊行。今は亡き免田が逮捕されたのは戦後間もなくのことで、もう80年近くも前。平成の時代も終わり、令和となって6年目の今と比べると、ほとんどのものが著しく変化してしまった。しかし、国家の弱者に対する基本的姿勢だけは、残念ながら今もまったく変わっていないと言わざるをえない。2024/07/23
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