目次
備前焼の魅力
吉備伝説
備前焼の発祥
三種の神器と徳利
茶陶備前
一 焼、二 土、三 造
細工物
戦後の備前焼
金重陶陽 備前焼中興の祖
北大路魯山人とイサム・ノグチ、川喜田半泥子
戦後の備前焼作家
著者等紹介
黒田草臣[クロダクサオミ]
1943年神奈川県鎌倉市生まれ。65年明治学院大学経済学部卒業。現在、しぶや黒田陶苑代表取締役。50年以上にわたって近現代陶芸を取り扱い、「北大路魯山人展」「大備前展」などの展示会を自身のギャラリーや百貨店などで数多く企画開催。また、雑誌・単行本等で陶磁器に関する執筆・監修を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
偶然性の中に生まれる美しさが備前焼の魅力 窯変という分類は厳密にはなく窯の景色という言葉 一に土 二に窯 三に細工という備前焼の真髄 釉薬を一切使用しない無釉の焼き締め陶 焼き方は自然が教えてくれる 土を生かすことの難しさ 水が腐らないと言われる備前焼の水甕 民の三種の神器は 迎 壺 拙鉢 備前焼徳利で燗をすると遠赤外線で酒が旨くなる 桃山備前に開眼した陶陽は 土味の良さ 窯変の妙追求 土に素直に窯変の妙を主眼に気品のある備前焼茶陶 自然桟切と炭桟切という作家の間での区別 でこ師と呼ばれる備前焼の細工物師2025/04/06