目次
第1章 現代陶芸の2つの基準と4分類
第2章 鑑賞主体のうつわ
第3章 具象的陶芸
第4章 自由造形的陶芸
第5章 用途の陶芸(食器などの実用陶磁器)
第6章 陶芸家を取り巻く環境と未来への展望
結語―現代陶芸の定義と多様性の重要性
著者等紹介
外舘和子[トダテカズコ]
東京都生まれ。茨城県陶芸美術館主任学芸員などを経て工芸史家、工芸評論家、多摩美術大学教授、愛知県立芸術大学客員教授。国内外の美術館で展覧会監修・図録執筆・講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
1
独自の分類をすることにどれだけの意味があるのだろうと思いつつ、現代の陶芸の迫力には圧倒される。図書館の内容紹介は『現代陶芸の基準と定義を明確にし、陶磁史上のルーツと照らし合わせつつ、現代陶芸の外観的特徴を「具象的陶芸」「用途の陶芸」など4つに分類。それぞれの代表作品を紹介しながら、多様化する現代陶芸の諸作品を整理する』。 2023/08/04
中村蓮
0
著者による「創造性と実材表現」という現代陶芸の定義から、個人の創造性を表現できるという人権の尊重、地理的な条件に制限されず表現を可能にする素材が入手できるというグローバル市場、という現代の特徴についても再認識できました。2024/09/20
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