目次
銅版画
素描
解説(「清原啓子とリチャード・ダッド」(河村錠一郎)
「清原啓子の十蘭」(江口雄輔)
「師・深沢幸雄との関係について」(黒川公二) ほか)
試作・未完(「清原啓子の制作ノート」(川俣高人)
制作ノートより)
資料・付録(掲載作品リスト;清原啓子関連文献リスト;清原啓子年譜 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calm
1
★★★★★ 夭折した銅版画家、清原啓子の作品集。 本書は2017年に開催された美術展を機に増補新版が出版されたもの。 美術展は行きそびれたので、せめてもということで購入。 幻想的で物語性のある作品は久生十蘭や山尾悠子の本の表紙にもなっている。 緻密で美しい銅版画はいつかぜひ実物を鑑賞したい。2018/09/22
まんだむ
1
夭折の銅版画家、清原啓子さんの作品集。作品集といっても、生涯で多くの作品を残したわけじゃないので、数は少なめ。でも、その分、一枚一枚じっくり眺めていた。山尾悠子の「飛ぶ孔雀」の表紙になっている「絵画」も好きだし、それ以外の作品も、物語性があり、それぞれを題材にしたアンソロジーとか出ませんかね、という感じ。素敵な一冊でした。2018/09/01
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