お金は宇宙から降ってくる―三鷹光器 中村義一の職人哲学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806120704
  • NDC分類 535.8
  • Cコード C2034

出版社内容情報

社員数30名という小企業ながらも、「光」に関する精密機器で世界一といわれる三鷹光器。人材育成法からアイディア発想法、職人の心得など、創業者・中村義一の哲学がここにある。

内容説明

「光」は無限のアイデアをもたらしてくれる。驚異的な技術力を武器に躍進を続ける光学機器メーカー、三鷹光器。どのようにしてこのスーパー町工場が生まれ、育ったのか?取材が殺到した「オリジナル人材育成法」からアイデア発想法、職人の心得、そして未来の新技術まで、創業者・中村義一がすべてを語る。

目次

第1章 宇宙と左甚五郎が教えてくれること―宇宙の話はロマンでも、空想でもない。現実的なモノづくりのアイデアの宝庫だ。
第2章 モノづくりの原点は“いたずら”にあり―私の少年期は、何もないところからつくるのが当たり前だった。
第3章 “いま必要なもの”をつくろう―測れないものが測れるというのは、画期的なことなのだ。
第4章 独自選別、独自教育の人材育成法―モノと違って、人はよそから買ってくることができない。
第5章 アイデアはいま、ここにある―店員、先生、動物、とにかく相手になりきってみよう。
第6章 モノづくり企業の未来―いつか、「光の一粒」を見てみたい。

著者等紹介

中村義一[ナカムラヨシカズ]
1931年、東京都生まれ。16歳で自宅を自作し、17歳で旧東京天文台(現・国立天文台)に就職、機材修理の仕事をしながら、独学で時計・望遠鏡などの開発技術を学ぶ。1966年、旧三鷹光機製作所より独立し、三鷹光器株式会社を設立。光学機器分野において、世界の名だたる企業と取引を行なう「町工場」として、国内外で絶賛される優良企業に育て上げる。自身も設立当初の望遠鏡から現在の主力商品である「三次元測定器」「脳外科用手術顕微鏡」まで多くの商品開発に携わり、現在では実弟の勝重氏とともに、「がんだけを消す光のシャワー」「環境に優しい太陽集光装置」、そして「人体再生顕微鏡」の実用化に向けて多忙な日々を送る。テレビ出演、講演多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品