古田式

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784872335811
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

内容説明

球界随一の頭脳・古田敦也と、映画界随一の野球狂・周防監督が繰り広げる、明晰で、グローバルスタンダード、巨人に「NO」といえる野球論。

目次

1 巨人に「NO」といえる野球論
2 キャッチャーという頭脳
3 周防監督の身のほど知らずレポート・古田にカーブを投げた日
4 やがて楽しき日本野球

著者等紹介

古田敦也[フルタアツヤ]
1965年、兵庫県生まれ。川西明峰高校→立命館大学→トヨタ自動車を経て、90年、ドラフト2位でヤクルトに入団。4回のリーグ優勝(92年、93年、95年、97年)、3回の日本一(93年、95年、97年)にチームの司令塔として貢献する。トヨタ時代には、88年のソウル五輪に出場し銀メダルを獲得した。最優秀選手2回(93年、97年)、首位打者(91年)、ベストナイン7回、ゴールデングラブ8回。特に、盗塁阻止率は、11年間で9回のリーグ1位、通算でも5割を超える屈指の強肩捕手。またその頭脳的でありながら大胆なプレイは、多くの野球ファンを魅了している

周防正行[スオウマサユキ]
1956年、東京都生まれ。映画監督。脚本・監督作品に「変態家族 兄貴の嫁さん」「ファンシィダンス」「シコふんじゃった。」「Shall we ダンス?」がある。また、小説に『シコふんじゃった。』(太田出版・集英社文庫)『Shall we ダンス?』(幻冬舎)、ロングインタビューに『Shall we ダンス?周防正行の世界』(ワイズ出版)、ノンフィクションとして『「Shall we ダンス?」アメリカを行く』(太田出版)『スタジアムへ行こう!周防正行のスポーツ観戦記』(角川書店)『インド待ち』(集英社)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりくに

18
一番好きなプロ野球選手の古田捕手に、一番好きな映画監督のヤクルト一筋の周防監督が行ったインタビュー。監督のあまりの舞い上がり様に鼻白む人も多いだろうが、「古田命」の私には、よだれが出るほど羨ましかった。草野球の投手の監督が、古田捕手にキャッチボールでなく座って投球を受けてもらった時には、よだれダラダラ。「ある人格があって捕手になったのではなく、捕手になって人格が形成された」と。人を観察する能力が養われたと。技術的な勝負をしているから「変わる」ことは、とても勇気がいるが、チャレンジすると。監督になる前の話。2017/11/07

シロー

6
古田氏と周防監督の対談というだけで興味深いのに、出版が2001年ということは我が愛する近鉄最後の日シリで「いてまえ打線」が古田捕手のリードに惨敗した年ではないか。これは読むしかないと手に取ったものの、内容はイマイチ。野球をテーマに語るのなら専門の古田氏の奥深さを引き出すべき周防監督がはしゃぎ過ぎて、野球素人の立場を忘れて語りまくっているのに鼻白む事度々。最大の衝撃は読了後、読メに登録しようとしたら2009年に既に読んでいたことが判明。読んでる最中、全く気付かなかった。それくらい内容が薄かったってことかな。2016/04/02

にじいろ

6
素振り1000本より松井秀喜のフリーバッティングを少しでもみた方が勉強になる、コツをつかむことだ、と。野球に正解はない。古田が大学時代にきつくても野球をやめなかった理由。など、どこを読んでもおもしろく、今度プロ野球をみるときは今までと違う視点で観るだろう。野球好きな次男が、試合前の練習をみたいと言う気持ちがわかった。周防監督、古田とキャッチボールできて、羨ましい。それにしても周防監督おもしろい。2014/10/23

再び読書

3
もう少し古田氏の理論的な話を期待したが、そんな内容ではありませんでした。周防監督のファン対談本というのが、この本を表している様に思える。最初の中西太氏のアドバイスに開眼したと思っていたのだが、肝心の本人が覚えていないというのが面白かった。ただ江夏氏や野村氏の本に較べると物足らなかった。まあ対談本では仕方ないか?2013/02/03

ニッポニア

2
周防監督の少々度を超えているはしゃぎぶりと古田の度量を読め。2014/07/25

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