成田空港物語

山田 邦子【著】

太田出版（1999/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 238p／高さ 20cm
• 商品コード 9784872334739
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

成田空港利用術、穴場スポットなどお役立ち情報を交えながら、様々な出会い、別れが繰り広げられる成田空港を舞台に描く、海外旅行案内小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やむやむ]

成田空港で、旅行者として、係員として、スチュワーデスとして、出国に関わるシーンで、または空の上で引き起こされる悲喜こもごも（主に悲）。構想もキャラ設定も悪くない、文章も読みやすい、目次や扉のデザインも凝ってる。楽しく読めたけどその世界に入り込むって程ではなかった。何となく各話のオチが自分の感覚とは違う気がしたのは著者が芸能人だからかな、と思うのは穿ちすぎかな。美容院等の非日常を意識した空間で読むオシャレ雑誌に載ってるようなお話だと思ったし、そう言うところで読む分にはちょうど良い感じのお話たちでした。

2018/02/17

[ふわく]

短編なのに話に出てきた人が次の回の中心人物だったりして面白かった

2011/05/22

[nyanlay]

時代的にはちょっと前だけど、うなずける部分が結構あった。

2009/02/13

[kiwako]

久しぶりに邦子さんの本を読んだ。登場人物の関連性は読み慣れた感じ。ああどこかへ飛んで行きたいそんな気分。

2016/02/21

[べびすた]

ちょっと「阪急電車」風に前の短編に出てたちょっと気になる人が次の章の主人公だったり、また後で出てきたり楽しく読了。

2013/06/04