カタツムリから見た世界―絶滅へむかう小さき生き物たち

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カタツムリから見た世界―絶滅へむかう小さき生き物たち

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791776733
  • NDC分類 484.6
  • Cコード C0045

出版社内容情報

足元に置いていかれた存在からこの世界を問い直す
かつてハワイ諸島に存在していたカタツムリは現在では3分の2近くが失われた。植民地化、コレクションブーム、肉食のカタツムリを持ち込んでの害虫を駆除…、かれらが絶滅した多くの原因は人間の歴史の延長線上にある。カタツムリたちの魅惑的な生態と人間の歴史が絡まりながら絶滅へむかう過程を精緻にすくいとる。
アナ・チン氏、ダナ・ハラウェイ氏、ブルーノ・ラトゥール氏推薦!

内容説明

かつてハワイ諸島に存在していたカタツムリは現在では3分の2近くが失われた。植民地化、コレクションブーム、肉食のカタツムリを持ち込んでの害虫駆除…、かれらが絶滅した多くの原因は人間の歴史の延長線上にある。カタツムリたちの魅惑的な生態と人間の歴史が絡まりながら絶滅へむかう過程を精緻にすくいとる。足元に置いていかれた存在からこの世界を問い直す。

目次

第1章 放浪するカタツムリ―粘液の世界を散策する
第2章 海を渡るカタツムリ―長距離移動の謎をさぐる
第3章 収集されるカタツムリ―今も続く植民地化の影響
第4章 名をもたぬカタツムリ―分類学と知られざる絶滅危機
第5章 吹き飛ばされるカタツムリ―連帯と軍隊
第6章 囚われるカタツムリ―喪失の時代における希望のかたち

著者等紹介

ヴァン・ドゥーレン,トム[ヴァンドゥーレン,トム] [van Dooren,Thom]
1980年生まれ。シドニー大学人文学部教授。環境哲学者。とりわけ、種の絶滅や絶滅の危機に瀕している種と人間の絡まり合いの中で生じる哲学的、倫理的、文化的、政治的問題に焦点を当てて研究をしている。単著に、『絶滅へむかう鳥たち―絡まり合う生命と喪失の物語』(青土社、2023)、The Wake of Crows:Living and Dying in Shared Worlds(Columbia University Press,2019)などがある。エリザベス・デローリー、デボラ・バード・ローズと共に学術誌Environmental Humanities(Duke University Press)の創刊と編集に携わっている

西尾義人[ニシオヨシヒト]
1973年東京生まれ。翻訳者。国際基督教大学教養学部語学科卒業。訳書にリー・マッキンタイア『エビデンスを嫌う人たち』(国書刊行会)、デイヴィッド・ピーニャ=グズマン『動物たちが夢を見るとき』、トム・ヴァン・ドゥーレン『絶滅へむかう鳥たち』(共に青土社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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於千代

4
環境哲学者が語る、ハワイで絶滅に瀕している、あるいはすでに絶滅してしまったカタツムリの物語。 人間による環境破壊、持ち込まれた外来種による被害、さらにはコレクション目的の乱獲によって、ハワイのカタツムリたちは姿を消しつつある。その現状を描きながら、環境保護や生物多様性について考えさせる内容。 多様性の保全は重要だが、莫大な資金や労力をかけなければ維持できない状況が続くのは長期的に見た場合持続的なのか。また、人間が持ち込み定着してしまった「外来種」を毎年大量に殺し続けることの是非についても、考えさせられた。2025/02/20

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