マンアフターマン―未来の人類学

マンアフターマン―未来の人類学

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  • サイズ A4判/ページ数 128p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784872331196
  • NDC分類 469.04
  • Cコード C0045

内容説明

遺伝子工学の発達は、生き残りを模索する人類の未来に新たな選択肢を加えた。最新理論を駆使したユニークな文章とカラーイラストで、驚くべき進化を遂げた人類の姿を描き出す可能性の人類学図鑑。

目次

第1部 これまでの人類の歴史
第2部 マン・アフター・マン(水中人間ピッカブリック;ハーロン・ソルトと彼のメカニカルな「揺り籠」;遺伝子組み替えされた草原居住者グラム;クライマーセンと変化のきざし;森林居住者ラム;トランサーは逃げのびた;共生者たち;草原居住者のファミリー;ソシアル(社会性人間)の群れ
ハンターとキャリアー
トラベラー
魚食人間
近づく星 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねりわさび

96
2025年にre-edition版という形で太田出版から復刻再発売された、予測に基づく人類の未来を図版と文章により組み上げた研究書。総ページ数の多くは豊富なカラー挿し絵によるもので読みやすい。人類の500万年後までを予測したデストピアが細やかに展開さ れていて一読の価値あり。今回の紙媒体による再販本は3.500円という安さでお買い得と 思います。面白かったですね。2025/02/10

つきかげ🌙

41
未来の人類の姿を予測した図鑑。小学生の息子が興味があるというので借りてきたが、表紙を見ただけで気色悪くなったようでそのまま読まなかった。水中人間とか樹上生活者とか頭がなく無線で操縦される人間とかロクでもないのばっかりだ。細かい字でいっぱい解説が書かれているが、パラパラとめくって眺めるだけでいい本だと思う。2019/05/12

サアベドラ

11
200年後、度重なる環境破壊により地球がついに生物の住めない星になり、困った人類は、ある者は宇宙へ逃れ、ある者は遺伝子改変による地球環境への適応を試みる。そしてさらに5000万年後、両者が再会したとき、彼らはいずれも現生人類とは似ても似つかぬグロテスクな姿になっていた・・・という内容の擬似科学本。著者はスコットランド人のサイエンスライター。素人目に見ても突っ込みどころが多すぎて、ゲテモノ系のSF映画を見てるような気分になる。ある種のブラックユーモアとしてはおもしろいけど、知的好奇心はあまり満たされない。2013/07/11

ジョニーウォーカー

8
すでに絶版であり、中古価格も21,800円と高騰しているため、図書館で借りることに。最近ネットで話題となっている、500万年後の人類を描いたトンデモ進化論。「マンアフターマン」と検索すればいろいろな画像をご覧いただけると思うが、描かれているのはもはや人間ではなく、見るもおぞましいクリーチャー。環境への適応が進化であるとしても、すでに人格も品性も忘れてしまったような彼らの姿はどう見ても退化。自分の子孫の成れの果てがコレかと思うと「うちの家系は自分の代で終わっていいや…」とさえ思えてくる、じつに陰鬱な一冊。2012/08/28

すけきよ

6
その後の人類種の博物誌。この作者の架空動物図鑑シリーズでよく見られるのが、スポットライトを当ててている種以外の生物を絶滅させて、バイアスを掛けるというシミュレーション。今回はそれが顕著で、ホモ・サピエンス以外の動物がほとんど消え去り、さらに遺伝子改造も施されているため、文字通り不自然なことに(笑)まぁ、この不自然さは、人間をテーマにするからには狙ってるような気もするけど。人類滅亡SFはキライじゃないけど、こうやって動物として生き残っていく人類には、虚しさを感じる。唯一復刊してないのもむべなるかな(笑)2011/07/14

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