出版社内容情報
キタとミナミという2大拠点を通りつつダウンタウンも走り抜ける。各駅と町の個性、そして駅を楽しむ大阪環状線の本
内容説明
大阪市の中心部をグルリと回って走り続ける、全国でも希有な鉄道路線が大阪環状線。東京の山手線と異なり、さまざまな運転系統が乗り入れるために、よそ者にとってはちょっと複雑、そして鉄道ファンにとっては興味津々。実は完成は比較的新しく、全通したのは昭和30年代。複雑な歴史の積み重ねが、路線を、駅を、沿線を、面白くしてくれます。では、一周乗り続けると、運賃はいくら?
目次
特集 大阪環状線 全一九駅完全案内
第1章 大阪都心部をぐるっと一周!環状線の素顔に迫る
第2章 途中下車してみたくなる!環状線・駅のおもしろエピソード
第3章 意外な見どころ大発見!沿線マル秘スポット探索
第4章 沿線文化を深く掘り下げる!環状線沿線・街の履歴書
第5章 知れば知るほど面白い!駅名・地名のミステリー
著者等紹介
小林克己[コバヤシカツミ]
1975年、早稲田大学地理歴史専修卒。海外旅行地理博士。日本旅行記者クラブ個人会員、綜合旅行業務取扱管理者。世界遺産、グルメ、鉄道などをテーマに、取材旅行の延べ日数は海外約6年間、国内約5年間に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
3
地元人なら知ってるネタも多いけどそこそこ面白い2019/01/22
mori009
2
ちょっとものたりないかんじ。2019/02/14
そよ
2
ジュンク堂の話題書で気にかかり購入。普段から辺りを利用してる方なら気にかかりそうな事が沢山盛り込まれている雑学書でした。ネタとして面白かったので満足。2018/11/01
お抹茶
1
大阪環状線と沿線のトリビア。前身となる大阪鉄道は,湊町駅から奈良方面へ路線を延ばす予定しかなかったが,国は官営鉄道大阪駅へ接続する路線の敷設を求めた。当初は大阪環状線の西半分のルートを検討したが,土地買収が困難で地盤が軟弱なため,天王寺から分岐して玉造方面に伸びる路線を渋々作った。環状線になったのは1961年と意外にも終戦後しばらく経ってから。明治政府への大阪の反発心が鉄道の歴史にも影響していたのは興味深い。同一の場所に天王寺駅と阿部野橋駅という二つの駅名がある理由は不明らしい。2023/10/27
wang
1
環状線各駅の豆知識。意外と知らないことが多い。でも、路線や土地の雑学を扱っているのだから、もう少し地図や写真を使って欲しかった。駅周辺の地名などまでは分かりにくい。2023/08/02