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内容説明
父の残してくれた1通の手紙が、幼くして父母を亡くした私たち二人に、生きて行く勇気を与えてくれたました。西武ライオンズ平野謙選手・姉の手記。
目次
1 父の手紙(秘密の手紙;わたしの父;父の死 ほか)
2 ふたりぽっち(私を生かした父の遺書;母の死;弟と二人きりに… ほか)
3 守れ!平野金物店(感激の復学、そして卒業;弟と銭湯通い;弟と行商に ほか)
4 時代の波(首吊り用に見えた綿ロープ;両親の声なき声;店じまい ほか)
5 新しい生活(最初の仕事;弟は野球に夢中;逞しくなった弟 ほか)
6 わが故郷は平野金物店(わたしの結婚;弟を支えてくれた“野球”;プロの苦しみと喜び;わが故郷へ帰る)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちー
3
小学生で愛する父を亡くし、17歳で母を亡くした著者が、父から残された遺書を心の支えに5才年下の弟を育て、残された金物屋を継いだ自伝。弟は野球選手の平野選手。当時通っていた学校を休学して店を出していたが、友人のお婆さんが店番をしてくれたお陰で復学でき無事卒できた。その後スーパーの弾頭と共に店を畳んだが、弟を野球選手として育て上げるまでを描ききった。40歳の時に書いた本書が評価され、ドラマにもなった。2012/09/07
shun11suke
0
ライオンズの平野謙の姉が書いた自伝エッセイ。両親を亡くし、金物店を17歳、11歳の姉弟が切り盛りしていく話。大型店に対抗するため行商に行ったり悪戦苦闘。最後は自宅を売却して資金捻出。実話としてはホームレス中学生よりすごい話かもしれない。2021/02/27
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