叢書・２０世紀の芸術と文学 ミステリ映画の大海の中で

小山 正【著】

アルファベータブックス（2012/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 578p／高さ 22cm
• 商品コード 9784871985765
• NDC分類 778.2
• Cコード C0374

内容説明

映画ファンと読書家に捧ぐ史上空前のミステリ映画ガイド。埋もれた名作から衝撃の最新作まで…映画史を覆す傑作・怪作・珍作のすべて。

目次

第１部　映画が語るもうひとつのミステリ史（作家編；テーマ別）
幕間　ミステリ映画徒然草（インディ・ジョーンズ秘史―知られざる小説家タルボット・マンディーの影；怪優ミッキー・スピレインに想う；もうひとつの「トワイライト・ゾーン」―蘇るロッド・サーリングの世界　ほか）
第２部　２１世紀ミステリ映画鑑賞記（１９９８年５月～１２月；１９９９年１月～１２月；２０００年１月～１２月　ほか）

著者等紹介

小山正［オヤマタダシ］
１９６３年、東京生まれ。ミステリ＆映画研究家。学生時代は慶應義塾大学推理小説同好会に所属。テレビ局に勤務し、ドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー等の番組を制作。そのかたわら、ミステリ・映画・音楽に関するコラムや解説を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[朝日堂]

これは大海どころではない。大宇宙と言っても過言ではない。ミステリ映画のほぼすべてを網羅した大辞典である。それなりにミステリ映画は観ている方だと思っていたが、これほど知らない映画が出てくると、井の中の蛙大海を知らずである。『雨の午後の降霊祭』『死んでいるのは誰？』『悪魔の異形』などタイトルだけで観てみたい作品はあるものの、当然レンタルショップには置いておらず、DVD等を買わなければ観られない。ミステリ映画ファン必携の書。

2013/09/03

[hikarunoir]

謎解きに興味ないがトンプスン論があると聞き手に取るも僅か。だが殆ど日本人は関心ないフィルムノワール、TVM「堕ちた天使たち」の言及等はお得。

2021/08/15