マリア・カラス舞台写真集 (新装版)

マリア・カラス舞台写真集 (新装版)

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  • サイズ A4判/ページ数 223p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784871984652
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

内容説明

本書の中心をなすのは、1951年から1959年までのスカラ座での舞台。カラヤン指揮・演出の『ランメルモールのルチア』、ヴィスコンティ演出の『椿姫』『夢遊病の女』『タウリスのイフィゲニア』といった、オペラ史に残る名舞台が、大きな画面で再現される。それぞれの写真は、迫真の力で、カラスの舞台がいかに時代を画するオペラ史に残る大事件、すなわち、オペラにおける革命であったかを物語る。そこからは、カラスの演劇的能力と表現のエネルギーが伝わってくる。さらに、写真のほかに、本書を編集・構成したブリックスによるカラス論、公演ごとのデータと、それぞれの舞台の歴史的意味の解説、そしてカラスの同時代人による論評も含む。

目次

シチリア島の夕べの祈り(1951/52年、スカラ座)・マクベス(1952年、スカラ座)・メデア(1953/54年、スカラ座)
ランメルモールのルチア(1954年、スカラ座)
アルチェステ(1954年、スカラ座)・ヴェスタの巫女(1954年、スカラ座)
夢遊病の女(1955年&1957年、スカラ座)
ノルマ(1955/56年、スカラ座)
椿姫(ラ・トラヴィアータ)(1955/56年、スカラ座)
タウリスのイフィゲニア(1957年、スカラ座)
椿姫(ラ・トラヴィアータ)(1958年、コヴェント・ガーデン)
メデア(1959年、コヴェント・ガーデン)
メデアをめぐる論争 演奏解釈の自由について〔ほか〕

著者等紹介

浅野洋[アサノヒロシ]
1950年、千葉県生まれ。1973年慶応大学独文科卒。現職、尚美学園短期大学教授。専攻はオーストリア19世紀末文学、文学理論、ドイツ現代史

鳴海史生[ナルミフミオ]
1960年、青森県生まれ。国立音楽大学楽理学科卒。同大学院修了。現職、尚美学園短期大学専任講師。専攻はバッハ研究、西洋音楽史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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