著者等紹介
ホールマン,デビッド[ホールマン,デビッド] [Holman,David]
1941年生まれ。児童青少年演劇界において国際的に著名な英国の劇作家。学校巡回演劇活動(TIE)を始めた英国で、その最初のプロ劇団であるベルグレードに所属。その後、ロイヤル・シェイクスピア劇団に移り、この伝統ある劇団の中で初めて学校公演劇を制作。さらにシアター・センターに移り、芸術的にも制度的にも英国児童青少年演劇の中心的存在となるのに寄与。現在はフリーで活躍。ロンドン近郊在住。作品は、演劇、映画、ラジオなどを含めて70本以上あり、世界中の政治・社会問題を取り扱ったものが多く、20カ国以上で上演されたものも
伊藤巴子[イトウトモコ]
1931年、東京生まれ。54年、俳優座演劇研究所附属養成所在籍中に俳優座劇場柿落とし公演『森は生きている』で初舞台。同年、同養成所卒業、劇団仲間入団。数々の舞台に立ちつつ、中国をはじめ各国との演劇交流にも尽力。近年は、全国各地の児童青少年演劇活動も支援し、D・ホールマン作品の上演に力を入れる。日本児童青少年演劇劇団協議会代表幹事、日中演劇交流話劇人社理事長、湯浅芳子の会会長・理事長などを務める。山本安英賞、日本児童演劇協会賞、紀伊國屋演劇賞特別賞などを受賞。2016年12月、死去
倉原房子[クラハラフサコ]
1933年、朝鮮・京城生まれ。45年12月、日本の敗戦とともに両親の故郷・熊本に引き揚げる。大学卒業後、教員免許を取得し、英語教師に。その後、アシテジ(国際児童青少年演劇協会)日本センターの事務職となり、世界各地を訪問。D・ホールマンが託した作品のほとんどを翻訳する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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