内容説明
歴史を読み解く愉しみ。シャープで大胆な発想、周到な史料検証の手際を公開しながら第一線歴史家がつぎつぎに覆す通説。時代・地域を越えた比較の手法は新しいなぞ(問題)を引き出す。
目次
序 比較史の遠近法
1 稲作と発展の比較史―タイからみた日本の中世と近世
2 工業化以前の工業化
3 「夜明け前」の社会構造―一八七九年末の山梨県
4 人口行動をめぐる家族と個人―ミクロ・ストリアと数量史
5 熟練・訓練・労働市場―英国と日本
6 マルサスの処方箋
7 歴史のなかの児童労働―ヨーロッパ・日本・コロンビア
感想・レビュー
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