内容説明
人類はいかにして軍事力の強化を追求し、技術・軍事組織・人間社会の均衡はどのように変遷してきたか。各専門分野を自在に横断し、巨大な全体像を描きだす野心的世界史。上巻は古代文明における軍事技術の発達から、仏革命と英産業革命が及ぼした影響まで。
目次
第1章 古代および中世初期の戦争と社会
第2章 中国優位の時代―一〇〇〇~一五〇〇年
第3章 ヨーロッパにおける戦争というビジネス―一〇〇〇~一六〇〇年
第4章 ヨーロッパの戦争のアートの進歩―一六〇〇~一七五〇年
第5章 ヨーロッパにおける官僚化した暴力は試練のときをむかえる―一七〇〇~八九年
第6章 フランス政治革命とイギリス産業革命が軍事におよぼした影響―一七八九~一八四〇年
著者等紹介
マクニール,ウィリアム・H.[マクニール,ウィリアムH.] [McNeill,William H.]
1917年、カナダ・ヴァンクーヴァに生まれる。シカゴ大学で歴史学を学び、1947年コーネル大学で博士号取得、同年以来、長い間シカゴ大学で歴史学を教えた。現在では引退し、コネティカット州のコールブルック在住。シカゴ大学名誉教授
高橋均[タカハシヒトシ]
1954年、東京都に生まれる。78年、東京大学教養学部国際関係論分科卒業。東京大学教養学部助手、立正大学経済学部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。ラテンアメリカ史・地域文化研究を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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