内容説明
リストラクチャリング以降の、困難な企業活動の課題を創造の現場から考え、組織論と技術論の出会いを実現する新しいコンピュータ設計思想=グループウェアの限界と可能性を、知識創造型組織づくりの観点から検証する。
目次
序 組織デザイン=ツール・デザイン
第1章 対談組織の夢、技術の夢―知識創造型組織の設計へ
第2章 〈組織―グループ〉関係論序説
第3章 グループウェアの現在と未来(グループワークメディアとしてのコンピュータ;人間の知能を補強増大させるための概念フレームワーク;協調活動の設計における言語―行為パースペクティヴ;オープン協同作業空間へ向けて)
第4章 コレクティヴ・ブレイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けろ
2
エンゲルハートさんの論文「人間の知能を補強増大させるための概念フレームワーク」の邦訳が載っている本なので購入。全体的にはエンゲルハートさんの論文だけでなく、現代ではSlackやMS Teamsに代替された様々なグループウェアというものが人間や組織にどのような影響をもたらすかということが書かれている。エンゲルハートさんは、プロセスをシステム化することによって知識を補強増大できるという仮説を持っているらしい。中に書かれていたメモのシステム化は参考になる。H-LAM/Tモデルについても色々適応させてみたい2022/12/26
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