内容説明
右傾化する政治状況に対し新しい視野を示す。“批判的合理主義”は政治に対する原理的にして最良のチチェローネ(案内人)である。
目次
第1章 理由といってもどんな理由なの?―「なぜ」と問うのではなく、「どうなるか」を問え
第2章 両論併記をこえる途 報道は反証主義の立場で―報道は中立・公平でなければいけないのか
第3章 「…すべし」と「…できない」、そして「…するつもり」
第4章 パラドックスまがいのことでも避けましょう
第5章 陰謀論を思想史の文脈で見る
第6章 不正選挙論はどこが間違っているのか
第7章 弁証法をとらえ直す
第8章 定義はものごとを明確にするか
第9章 賛成の数が多いといっても何ひとつ価値のある証拠にはならない―数の論理への批判―
著者等紹介
小河原誠[コガワラマコト]
1947年日立市生まれ。東北大学大学院博士課程満期退学、鹿児島大学教授、北里大学教授歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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