内容説明
日本共産党に未来はあるのか?党歴60年の経験から提案する民主勢力再生のための試論。
目次
第1部 なぜ共産党は国政レベルで取るに足らない政党になったのか(戦後なぜ社会党・共産党は前進し、90年代から後退したのか;選挙での後退を認めず党勢拡大の繰り返しで疲弊;党勢と選挙)
第2部 志位和夫氏の「共産主義=自由論」批判(志位氏の根本的な認識のずれ;世界情勢の認識がずれている志位氏のヨーロッパ訪問報告;志位氏のアジア政党国際会議報告の欠落と誤り)
第3部 克服の方向と「革新・共同党宣言」(試論)(改革・克服の方向;連合時代の政党のあり方;処分細則の制定、一方的な除籍手続きの再検討;政党名と政党助成金;党改革と新党結成の難しさ;「革新・共同党宣言」試論)
著者等紹介
鈴木元[スズキハジメ]
1944年8月8日生まれ、大阪府立東住吉高校の1年生の時「60年安保闘争」に遭遇し参加して社会問題に芽生える。3年生の18歳の時、日本共産党に入党。立命館大学一部学生党委員会委員長として日本で最初の部落解放同盟の大学介入と闘い打ち破る。そしてマンモス大学の昼間部全学自治会組織・一部学友会を民主化、「全共闘」の大学解体攻撃と闘い学園民主化を進める、同経済学部卒業。日本共産党京都北地区委員会常任委員・京都府委員会常任委員を歴任。かもがわ出版編集長代理・取締役を経て現在顧問。日本ペンクラブ会員・日本ジャーナリスト会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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