内容説明
ロンドン・チャリングクロス・コックス銀行地下室で発見されたファットソン博士のブリキ箱。それより流失したとおぼしき歴史的貴重なる資料を密かにここに発表する。正典(カノン)に記された未発表の冒険譚と論文、証拠品の数々、S・ホームズ史を書き換える驚異に満ちた報告書である。正典に極めて忠実でありながらホークスと異論に満ちた禁断の書である。世のシャーロッキアンたちが驚嘆し賛嘆の声が巻き起こったファン垂涎の真実の記録である。
目次
1 異聞シャーロック・ホークス
2 邂逅
3 最後の事件、そして復活
4 名探偵が多すぎる
5 ハードボイルド
6 ミステリーの系譜
7 フェイクそして言葉遊び
8 最後の挨拶
著者等紹介
吉本研作[ヨシモトケンサク]
吉本研作。ケン・プロダクション代表、メンズ/ゴルフ/アウトドア/ウェア&グッズなどの商品企画、カタログ企画、店舗企画などデザイン関係に長年従事。アートディレクター/グラフィックデザイナー/イラストレーター/コピーライター/フォトディレクター。シャーロック・ホームズ・クラブ・ウェスト「仏滅会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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