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内容説明
“記録”されなかった戦争のトラウマ。戦後も終わらない戦争の“記憶”を生きた元兵士の存在。家族の証言で史上初めて日本社会に投影する。
目次
第1章 日本兵の家族の証言(証言1 黒井秋生さん;証言2 吉沢智子さん;証言3 森倉三男さん;コメント1 中村江里さん(広島大学大学院人間社会科学研究科教授)
コメント2 北村毅さん(大阪大学大学院人文学研究科教授)
当事者として/研究する者としてトラウマを抱えた祖父と私の関係を語る中村平さん(広島大学大学院人間社会科学研究科教授))
第2章 森倉可盛の復員後を振り返る(戦後に持ち越されたままの陸軍兵士のこころ ありふれた1事例の報告(概要)
「兵隊に何年も行ったら誰でもそうなります」(森倉栄一(実弟))
私と父と戦争と家族 やっぱり戦争はいけない(森倉次郎(次男))
戦争は人を変える:森倉可盛の戦後生活に映し出された戦争(森倉三男(三男)))
第3章 私が背負った昭和の業
第4章 昭和への挽歌