内容説明
寺に生まれ、仏教研究者である筆者。人間親鸞をこよなく敬愛するがゆえに、宗教的自立を探究するがゆえに、親鸞における、そして仏教界における女性差別を問いただす。
目次
第1章 東本願寺ギャラリー展での女性差別問題
第2章 わたしのターニングポイント―フェミニズムとの出逢い
第3章 ジェンダーの視点で学んだわたしの課題
第4章 「女人禁制」
第5章 親鸞思想とわたし
第6章 宗教的自立
著者等紹介
源淳子[ミナモトジュンコ]
1947年、島根県奥出雲町の浄土真宗本願寺派の寺に生まれる。龍谷大学大学院修士課程修了、大谷大学大学院博士課程満期退学。得度により僧籍をもつ。専門は、フェミニズムの視点で日本の仏教をはじめ宗教における女性差別の研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
70
【仏教関係者には、女性差別を認めない人が多い】寺という出自に藻掻く中でフェミニズムに出逢い、ジェンダーによる束縛から解放された仏教研究者が、人間親鸞をこよなく敬愛し、宗教的自立を探究するがゆえに、浄土真宗や仏教界における女性差別を問い糺した書。2020年刊。「はじめに」で、<親鸞は、わたしが浄土真宗本願寺派の寺に生まれたときから身近なものでした。その親鸞、仏教をジェンダーの視点で考えることができたのも、フェミニズムのおかげです。ジェンダーの視点をもちながら、親鸞思想をよりどころとして生きてきました>と。⇒2025/12/03
shingokatou
0
ちなみにわたくし最近お西門信徒になった、というかその自認を持ったのだが、この早目の段階でこれを読んでおいて本当によかった。と今既に思うし、後になってからもっと思うことであろう。「宗教的自立とは、宗教のなかに存在する差別、それが経典であろうが、宗祖の言説であろうが、差別的表現があれば、差別として認めることができることであるとも定義できます。(p. 165)」2021/12/01




