不良だった僕が福祉で働くワケ

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871540711
  • NDC分類 369
  • Cコード C3036

内容説明

成績最悪、不良少年だった著者が、手話と出合い、今、福祉で働きながら、400回を超える講演で「本当の生きがい」「人間にクズはない」などを優しく語り続ける。

目次

第1章 福祉との出合い
第2章 福祉の道へ
第3章 阪神淡路大震災
第4章 福祉を学ぶ
第5章 福祉職って素敵だよ
第6章 福祉は人が描いていく
第7章 福祉職の専門性って
第8章 福祉の世界で福祉の夢の創造を

著者等紹介

飯嶋進哉[イイジマシンヤ]
1977年1月31日静岡県生まれ。95年3月藤枝明誠高校卒業。99年3月日本福祉大学社会福祉学部卒業。2000年3月日本福祉大学社会福祉学部研究生修了。小・中学生の頃は「不良」で「成績最悪」。小学6年生の時に、母の誘いで手話サークルに入り、高校生の頃から本格的にボランティア活動に加わる。高校時代は生徒会長として福祉展開催、わたぼうし静岡コンサート実行委員長、24時間TV「愛は地球を救う」に手話通訳で出演、第3回全国テンダーハート賞入選など。大学卒業後は知的障害者入所更生施設生活支援員を経て、現在、特別養護老人ホーム介護支援専門員。「手話のお兄さん」「手話アーティスト」として、これまでに400回を超す福祉講演会やコンサートに出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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むーむーさん

2
筆者は母や妹と共に小学生の頃から手話を習っていたとの事で、タイトルの理由の大半はここに収斂されるのではないかと思った。読み落とした可能性が高いが、筆者は父親についての記述がないような(読み終えて父親の印象が残らなかったので)。でも母子家庭とはっきり書いていたっけかなと思うこと暫し。 阪神大震災が起きた時、静岡からボランティア一号として行ったのは凄い。 あと127頁からの数ページは心に響いた。実践可能な事だがこれがなかなか難しい事で。2015/03/14

kana

1
中学時代に、見た目で判断されたり、レッテルや所属で人が人を区別することを知った。周りからそのように言われているうちに「俺って不良なんだな」と意識するようになった。これらの文章にすごく共感を覚えた。私は不良だったわけではない。むしろ、黙ってうつむいているタイプだった。「喋らない子」というレッテルに苦しめられていた。どんなものであれ、勝手に決めつけられ、人格を固定化されることは尊厳を踏みにじられている気がしてならない。2016/06/30

ぶんた

0
不良が福祉の世界って、「あの子がねぇ」って声が聞こえてきそうで、定番な感じ。福祉に携わる=善人みたいに見られると、不良からの更生物語と受け取られるのは、どうかなぁ。輝ける場所が福祉の世界だっただけだとおもうんだけど。2010/03/11

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