近・現代 日本気象災害史

近・現代 日本気象災害史

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784871492157
  • NDC分類 451.981
  • Cコード C3044

内容説明

春夏秋冬、豊かな自然の表情をわれわれにもたらす日本の気象現象は、一転して恐ろしい災害をも運んでくる。明治から現代まで、興味深い数多くの気象災害の中から、その典型例を選び出し、これを気象業務経験も豊富な気象学者の目で現場を分析、丁寧な解説を加え、ケーススタディ方式でまとめた。

目次

第1章 春(「春一番」の海難記;電車、竜巻で横転 ほか)
第2章 夏(巨大なひょうが降る;つゆの雨はなぜ降るか ほか)
第3章 秋(民謡のふるさとを襲った台風;猛台風、列車を激流へ突き落とす ほか)
第4章 冬(わが国最大の雪崩惨事;爆風型雪崩の恐怖 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

29
江戸時代から現代までの気象災害(大雨や降雪、台風)による災害を春夏秋冬に分けて、紹介した一冊。九州の大雨が記憶に新しいけど、広く記録を読んでみると関東や東北も大きな被害を受けている。単純に想定しないレベルのものだったので被害が大きくなったものや条件が重なってしまったもの(少し風向きが変わっただけでも違う)、戦中の情報統制のせいで避難が遅れてしまったもの、戦後であればインフラや情報網が復旧していなかったためといろいろなケースが読めたので興味深かった。2023/04/09

康芳英

0
猛暑によって気が狂い鎌で陰茎と睾丸を切り取り喉を突いて井戸に身を投げた男の話が一番印象的だった(なお命に別状なかった模様)。内容や文章にばらつきがあるのは気になるものの、今年2014年の豪雪災害と同じ発生機構の災害が紹介されていたりと季節ごとに分類された過去の災害が決して今と無縁ではないことが実感できて面白い。2014/04/16

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