内容説明
建築家70人の「旅」を収録。読めば、建築の旅に出たくなる。建築家ならではのエピソードが満載。パリ/ニューヨーク/ロンドン、3大都市建築マップ、旅の達人たちのお勧めスポット、日本国内の所見、海外の見学可能な名作住宅リスト…。
目次
妹島和世―動きつつ世界のできあがり方を感じる
安藤忠雄―建築家は、生涯、旅をしつづける
伊東豊雄―「人間として生きている」という実感
北川原温―「想像力の乾き」を癒す旅の価値
石上純也―風景の抽象性と新しい空間体験
内藤廣―空間を味わう旅
西沢立衛―旅から見えてくる「世界」
どうしても見なければならない世界の建築マップ―パリ
石山修武―同行者によって旅の本質は左右される、毛綱モン太との、栄螺堂を巡る旅、鈴木博之との、シチリアの旅、磯崎新との、チベットの旅
佐藤淳―一泊五日のチリ弾丸ツアー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ami
3
大量の建築家が「旅」について語っていて、凝縮度が高い。チョー出掛けたくなる。2020/04/08
snzkhrak
1
誰もが旅に憧れているし、旅について語る。その時の自分の全感覚で感じた結果が旅。2018/08/27
だだんだん
1
ああ・・・私もロンシャンとチャンディーガル行きたい・・・持ち物もちょっぴり紹介されていて参考になりました。2017/07/26
消化器官
0
ぱら読みでしたが、気になる建築家の知見や知らない建築等を知ることができ良かった。記録として。2021/01/11
doji
0
建築をするうえでの旅の重要さが、ある種の建築へのロマンや芸術性を加速させているのだなと思った。行かないとわからないし、行ってもわからないときもある、だから旅を続けないといけないところに、建築の求道的な側面があるのだろうと感じた。隈さんのような知性のあるひとが、旅の中に知への好奇心を満たすものを見出しているのを読むと、どこかにいかないとと思ってしまった。2020/02/27