出版社内容情報
■電気自動車(BEV)の歴史、進化の過程
エンジン車から、ハイブリッド車、そして電気自動車という時代の変遷、最初の電気自動車から、最新の電気自動車までの性能の向上といった発展の歴史を解説します。
■電気自動車の技術
電気自動車の「走る・曲がる・止まる」といった基本的なしくみをわかりやすく解説します。電気モーターがどのように動力を発生し、タイヤに伝達されるのか、その過程を分かりやすく図解や具体例を交えて解説しています。また、充電システム、エネルギー効率など、さまざまな側面を解説しています。
■電池、バッテリーのしくみ
電気自動車を動かすためのエネルギーである電気を貯めるしくみを解説します。バッテリーの種類や性能、充電方式についても解説しています。鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、全固体電池といった電池を紹介しています。
■モーターのしくみ
タイヤを回転させるモーターのしくみをわかいやすく解説します。直流モーター、交流モーター、誘導モーター、同期モーターといったものをそれぞれ解説していきます。
■充電方法や充電インフラ
AC充電、DC充電、非接触充電といった充電方法や、充電インフラの現状と課題を紹介しています。ガソリンの供給に替え、電気をどう供給するかを解説します。
内容説明
電気自動車のメカニズム、取り巻く環境、未来がわかる!
目次
第1章 電気で走る車両とは
第2章 電気自動車(BEV)の歴史
第3章 自動車の運動と搭載機器
第4章 電気自動車(BEV)のしくみ
第5章 電動車(xEV)のしくみ
第6章 駆動用のバッテリー
第7章 電動車(xEV)に使われるモーター
第8章 モーターを制御するパワーエレクトロニクス
第9章 充電の技術
第10章 自動運転技術
第11章 電気自動車(BEV)と社会
著者等紹介
森本雅之[モリモトマサユキ]
慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。三菱重工業をへて、東海大学工学部電気電子工学科教授。専門は電気機器とパワーエレクトロニクス。工学博士(慶應義塾大学)。電気学会フェロー。東海大退職後は東京都立大学、東洋大学、神奈川大学などで非常勤講師を務める。著書には電気学会著作賞受賞の『電気自動車(第2版)』(森北出版)のほか、解説書、専門書および教科書が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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