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出版社内容情報
水谷修[ミズタニオサム]
著・文・その他
目次
マサフミ
雄也
夜眠れない子どもたち
人を笑顔にするために生きる
優しさで満ちあふれたら…
本当のコミュニケーション
体と心は一体
幸せになる権利
亜衣
いのちの糸
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kurara
57
★3 こういう先生はなかなか出て来にくい日本の社会だと思う。 水谷先生に感謝されてる人はたくさいるでしょうね。良い先生ですね。【22.76】2022/10/09
Takumi
7
生涯をかけて若者たちの苦の側に居続けた人の言葉には、ヒシヒシとした重みが全編を通して伝わってきました。若者たちも著者である夜回り先生も数えきれないほど傷を負いながら、共に生きようと声をあげているのだと感じました。共苦の姿がここに描かれています。2025/02/13
佐藤光弘
3
今年の夏、横浜市内で著者の話を聞きにでかけた。 壮絶な話だった。 心を揺さぶられた。 勇気を頂いた。 なぜ、志願して定時制高校に異動したのか。 夜回りを始めたのか。 断り続けていたテレビやラジオに、出演して語りかけるようになったのか。 がんを患っているという著者が、ある少女の話をすべての講演でするのはなぜか。 貧困。ドラッグ。売春。暴力。 著者ほどの人が、反省をし続け、闘い続けるのはなぜか。 熱くて、優しくて、人間むき出しの「夜回り先生」に魂を揺さぶられる一冊。 2022/09/19
良さん
2
【読後感】「夜回り先生」のことは、多くの不良たちを夜の世界から更生させる方だとしか認識していなかった。しかし、若者の中には、薬物の世界から抜けられず、こんなに壮絶な死をとげる者もいたのか、そして、無念を何度も感じていらっしゃったのかと驚いた。 【心に残った言葉】ぜひ、君たちのクラス・学校・地域を優しさで満たしてほしいのです。その優しさが、これからの君たち自身の人生の中で、必ず何十倍・何百倍にもなって君たちの元に戻ってきます。(82頁)2023/02/01
Gaudi
1
学生のころ、引っ越し屋でバイトをしたことがあります。 同じバイトの中に高校生くらいの、やや不良っぽいのがいて、毎日原付バイクでやって来ていました。 やがて、彼は社員に誘われてマージャン仲間に入った様子でした。徹夜でマージャンをして翌日バイト、というありさまで、せっかくかせいだバイト代も失っていたのかもしれません。 そのうち突然来なくなりました。どうやら、交通事故で死んだとのことでした。 短い命を悲しくも散らすことになったのでした。2025/03/20