内容説明
さかながどうしてこんなにおおきくなったのか、ねこにはさっぱりわからないんだよ。さかなのそばによると、たべられるからあぶないのに、ねこはしらないものだからへいきなの。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
160
あー、びっくりした。読了後最初の感想がこれ。なにこれ、ネコがすごいの、魚がすごいの、次の感想がこれ。長新太さんは言う。この絵本は他のとは違う。何度も読み返すことになるだろうと。まんまとそのとおりになった。何を食べたかわかるかなって、それはわかる、読んだのだからと思ったのに、なんだかモヤモヤ。どういうこと。読み返すと謎は深まるばかり。んっ。魚が食べたものをネコが食べたよね。それでいいの。それで合っているの。何度も読めばわかるという。わからないんだけど。大好物のねずみを食べたことを気づいていないってことかな。2025/03/09
Natsuki
80
図書館で一目惚れした一冊❤ただならぬ表紙の猫にこのタイトル。淡々としてそれでいて呑気な語り口。繰り返しの文も少しずつ変えてテンポ良く♪これぞ長新太さんのナンセンス☆ちょっと怖くて面白くてとんでもない(*ノ▽ノ)少し前に、『ネコとサカナ』が友達になるっていう絵本を読んだばかりだったせいか、衝撃でした(笑)そして・・・『なにをたべたかわかる?』この質問には正解できませんでした(/--)/恐るべし、ねことさかな。。。2015/12/16
yomineko@ヴィタリにゃん
53
読み友様からのご紹介本です📚表紙はお腹が大きく膨らんだ猫。どんどん食べて、、、ええええええ!!!こんな結末でいいの???本当にビックリしました😲😲😲😲2025/04/08
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
53
再読。想像力をかきたれられる。何度読んでもシュールで面白い。2020/03/15
masa@レビューお休み中
53
あぁ、これこそ長新太の真骨頂なのではないだろうか。そこまでしなくても…いやいや、そんなことはあり得ないよ…えっ、どうして最後はそうなるの!?もう、そうやって驚かせるんですよね。最初は予想がつくのに、最後は予想外の出来事が起こる。淡々とページは進むのに、ページを閉じる頃には、なんだかわからないんだけど、もやもや、もわもわ、もんもんとしてしまうのでした。(笑)2012/08/27