内容説明
営利企業、政府機関、公益機関などの組織顧客のニーズを探索し、それに対するソリューションを提供する企業マーケティング活動に関する研究書。産業財のマーケットを、顧客の集合体としての市場、市場における特定顧客との関係性、その顧客の購買センターという3つの次元でとらえつつ、製品、価格、流通、販売促進という伝統的なマーケティングの理論体系にフィットさせてプログラムを構築。
目次
第1部 産業財マーケティングを取り巻く環境(産業財マーケティングの視点;産業財市場:組織顧客に対する見方;組織の購買行動)
第2部 産業財マーケティングにおける関係性管理(産業財市場向け顧客関係性管理の戦略;産業財市場のためのeコマース戦略;サプライチェーン管理)
第3部 市場機会を評価する(産業財市場の細分化;組織需要の分析)
第4部 産業財マーケティング戦略を構築する(産業財マーケティングの計画:戦略的視点;グローバル市場のための産業財マーケティング戦略;産業財市場のための製品管理;イノベーションの管理および新しい産業財の開発;企業市場向けサービスの管理;産業財流通におけるチャネル管理;産業財市場の価格設定戦略;産業財のマーケティング・コミュニケーション:広告と販売促進;産業財のマーケティング・コミュニケーション:営業機能の管理)
著者等紹介
笠原英一[カサハラエイイチ]
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授、アジア太平洋マーケティング研究所所長、博士(Ph.D.in International Studies)、早稲田大学大学院後期博士課程国際関係学専攻(国際経営研究)修了、アメリカン国際経営大学院(Thunderbird School of Global Management)修了。専門は、産業財マーケティング、戦略的マーケティング、消費者行動論、グローバル・マーケティング、ベンチャー・マネジメントなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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