内容説明
青春のさなかに職業を捨て、行路を転じなければならないのは、スポーツ選手の運命である。引退する娘たち、若者たち。彼らの生き方を、著者は抑制のきいた語り口ですっきりと物語る。せつなさはいよいよ心にしみる。
目次
荒木大輔―現役の未練は女々しいぐらいあります
川本ゆかり―ほんとは主婦業に専念したかったんです。尽くしたぁ~いって感じで
松岡修造―僕は遠回りをした。だから近道を教えるのが僕の役目
伊藤みどり―長野まで続かなかったけど、挑戦したことに関してはよかったかなと
松尾雄治―ラグビー界への復帰については、周りが決めることだからね
具志堅用高―13回、14回目は何くそっという思いがなかったね
橋本聖子―ノイローゼ気味になって10kgやせて。で、そのときに助けてくれたのが今の主人なんです
西本聖―やっぱり好きなんだろうね。挑戦することが
鈴木大地―一人の人間として、男として、学生として…そういう感じかな
山口香―押さえ込まれてる間に、いろんなこと考えました。もう終わってるなとも〔ほか〕
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