出版社内容情報
香りを料理に生かすにはどうすればよいのか?
香りの専門家が教えてくれる、いろいろな食材との組み合わせ方のヒント集です。
香りにはどんな性質があるのか?
「切り方」や「刻み方」で香りが変わるのか?
加熱によって生まれる香りとは?
香りを分子レベルで解説し、香りが油に溶かしたり、加熱や乾燥をさせるたり、さらにお酒や酢、水、塩や甘味料などと組み合わせることで、どのように変化していくのかを解説します。
そして、その香り成分を活かした料理法のアイデアやヒントを、さまざまな具体例をもとに紹介します。
巻末の香り素材図鑑では、花や葉、果実、木…など50種類以上の香りの特徴と調理アドバイスが掲載されています。
自身アロマセラピストの資格を持ち、精油などを調合したり、香り文化を研究している著者が、香りと食のつながりについてまとめた書籍になります。
レシピは、シェフ・フードディレクターの横田渉氏が制作。
■目次抜粋
【1.香り入門】
「香り」を知る/嗅覚のしくみと風味
【2.調理法と香り】
準備・下ごしらえ/加熱調理
【3.香りの抽出法】
油脂×香り/酒×香り/酢×香り/水×香り/塩×香り/甘味料×香り
【4.香りの文化学】
木×香り/歴史×香り/言葉×香り
【5.香りとマネジメント】
ブランディング×香り/心への働き、提供の工夫
香りの食材辞典
【花】 すみれ/桜/スイカズラ/薔薇/カモミール/辛夷/オレンジフラワー/ジャスミン
【果実】 オレンジ/レモン/柚子/仏手柑/金柑/林檎/果梨/苺/パイナップル/バナナ 【ハーブ】 セージ/タイム/ミント/レモンバーム(メリッサ)/バジル/オレガノ/パセリ/タラゴン(エストラゴン)/ディル/ローズマリー
【スパイス】にんにく/生姜/カルダモン/シナモン(肉桂・ニッケイ)/バニラ/スターアニス(八角、大茴香)/クローブ/クミン/コリアンダー/胡椒/カファライムリーフ/ジュニパーベリー
【野草】 芹/独活/蕗/三つ葉/茗荷/紫蘇/山椒/野蒜/蓬/クレソン/どくだみ(十葉)
【きのこ】 松茸/トリュフ
**********************************
内容説明
「香り」を学ぶことで、おいしい料理につながるヒントを紹介します。新しいレシピの考案、調理法の工夫にも役立てられます。
目次
1 香り入門(「香り」を知る;嗅覚のしくみと風味)
2 調理法と香り(準備・下ごしらえ;加熱調理)
3 香りの抽出法(油脂×香り;酒×香り ほか)
4 香りの文化学(木×香り;歴史×香り ほか)
5 香りとマネジメント(心への働き、提供の工夫;ブランディング×香り)
著者等紹介
市村真納[イチムラマナ]
Office Saijiki代表。植物の香りや作用、象徴性を生かして、創造力を高めるための研究・実践を行っている。公益社団法人日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト。経営管理修士、認定心理士、ケースライティング部会会員。現在、尚美学園大学、埼玉女子短期大学非常勤講師
横田渉[ヨコタワタル]
~food&design~CONVEYシェフ・フードディレクター。調理師専門学校卒業後、フランス、日本、アメリカで様々なスタイルの料理を学ぶ。現在はレストランを持たないシェフとして、プライベートシェフや国内外のレストランのフードコンサルティング業、メディアや各種イベント料理製作を手がける。著書『男子厨房 居酒屋料理』(成美堂出版)、英語版『The Real Japanese Izakaya Cookbook』(TUTTLE)はGourmand World Cookbook Awards2020受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
aoto
ニャン
森田