内容説明
各種の建築物を対象に建築計画の基礎知識を学習するためにわかりやすく建築計画の進め方、特に基礎・基本となる一般的で主要な内容を示し、設計の第1段階である基本計画の学習のために企画されたシリーズ。本書は、地域のホールへのニーズが多目的、無個性から、専門的、個性的な施設へと変わりだしながら、実際は多目的ホールの有用性を否定しきれずにいる、公共ホールのあり方を様々な角度から検討し、地域にふさわしい内容を想定した上で、ホールとして多目的あるいは専用の選択を行い、計画するための手引き書である。
目次
第1章 計画の前に知っておこう(文化と生涯学習;これまでの公共ホール ほか)
第2章 与条件を整理しよう・コンセプトを創ろう・基本プランをたてよう(公共ホールの全体構想;公共ホールの全体計画 ほか)
第3章 ホールを設計しよう(建築計画;建築設備計画 ほか)
第4章 設計事例(多目的ホール;可変多目的ホール ほか)