内容説明
鴎外長編史伝三部作『渋江抽斎』・『伊沢蘭軒』・『北条霞亭』を通読し、丁寧に解説する力作評論。
目次
第1章 トピックス二題(エリーゼ来日事件;脚気問題)
第2章 『渋江抽斎』論(「抽斎」との出会い;資料提供者・渋江保 ほか)
第3章 『伊沢蘭軒』論(大河小説の如くに;菅茶山との文通と交遊 ほか)
第4章 『北条霞亭』論(北条霞亭に逢着;的矢書牘 ほか)
著者等紹介
新名規明[ニイナノリアキ]
1945年5月、鹿児島県に生まれる。1964年鹿児島県立鹿屋高等学校卒業。1968年九州大学文学部哲学科卒業。1971年同大学院修士課程修了。1977年同博士課程退学(西洋哲学史専攻)。1980‐2009年長崎海星学園中学高等学校の国語科教諭として勤務。森鴎外記念会会員、北九州森鴎外記念会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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