内容説明
学院の先達をはじめ、パスカル、キェルケゴール、バルト、サン・テグジュペリ、原田種夫、田中小実昌、椎名麟三、滝沢克己…様々な先達の背中を見つめながら、「心の教育」を模索する。3人のノーベル平和賞(カーター元大統領、キング牧師、ゴア元副大統領)を輩出したアメリカ南部バプテスト派キリスト教によって設立されて間もなく一世紀。西南学院の現院長によるエッセー・講話集。
目次
1 西南学院月報巻頭言(院長就任の辞;創立記念日によせて ほか)
2 式辞(和解;魂の成長 ほか)
3 小文・エッセー等(等身大で見ると;空の鳥、野の花 ほか)
4 メッセージ(わたしは福音を恥としない;闇を照らす光・大いなる光 ほか)
著者等紹介
寺園喜基[テラゾノヨシキ]
1939年鹿児島市に生まれる。ラ・サール学園高等学校2年生の時に受洗。西南学院大学神学部、九州大学大学院文学研究科、ドイツのヴッパータール神学大学、ボン大学神学部で学び、1971年に神学博士(ボン大学)。1972年九州大学助手(文学部)、1975年助教授(教養部宗教学担当)、1985年教授となる。1994年より大学院比較社会文化研究科で西欧宗教思想を担当。1998年9月辞職し、10月より西南学院大学神学部教授。2004年4月より西南学院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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