出版社内容情報
主食や原材料米の消費性向の変化や国際化、規制緩和という米をめぐる環境変化の中で、生産者、農協、卸、小売、生協等流通主体はどのように対応し、逆にそれが制度、流通にどのようなインパクトを与えているかを分析。
内容説明
本書では、米消費、米流通や制度の変化のもとでその農家から小売までの主体の対応とその多様な分化をまず明らかにし、それが米流通、制度にどのようなインパクトを与えるかを明らかにした。
目次
第1章 食管制度の再編と生産調整、財政
第2章 消費者ニーズの多様化と米小売業者の再編
第3章 自主流通米の増大と性格の変化
第4章 米流通の変化と米穀卸業者の再編成
第5章 農業構造の変化と産地での米流通
第6章 米流通の変化と農業倉庫の再編
第7章 米の市場開放圧力と原材料米供給の課題