内容説明
自分の国が好きと言うと先生に怒られる国は日本だけ。そのゆがんだ精神構造を作り出した犯人は誰なのか?―学校では学べない、間違いだらけの戦後平和主義をマンガで。
目次
第1章 平和(?)憲法―なぜ9条問題は決着がつかないのか?
第2章 謝罪と代償―なぜ政府は近隣アジアにいつまでも謝り続けるのか?
第3章 愛国心っていけないこと?―なぜ自分の国が好きだということがタブーなのか
第4章 社会・共産主義の幻―なぜ若者たちはかつて中国に騙されたのか?
第5章 中国共産党の大罪―なぜチベット人は弾圧され続けるのか?
第6章 その時、左翼がサヨクになった―なぜ日本売国奴はいなくならないのか?
終章 くたばれ平和主義!
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学第一商学部を卒業、明治大学大学院修士課程を修了。現在、評論活動のほかに、拓殖大学日本文化研究所客員教授を務める。東アジアの政治、経済、社会、歴史などあらゆる分野における鋭い洞察力と分析力は高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
26
ガンジーをとりあげ無抵抗主義とのたまう方もおられるが、彼は非暴力主義。インドが攻め込まれて無抵抗であるべきとは言っていない。日本の平和主義も誤った概念で語られている/公海上で操業していたにかかわらず李承晩ラインにより日本漁船が拿捕され44人の死者、三千人以上抑留された。これは自衛隊がない時代であったから/A級戦犯など連合国の言い分であり、56年には赦免されている。以後遺族にも国家補償が行われている/学生運動があった頃は反アメリカ帝国主義も一運動と認められていた。続く→2019/03/02
Cathal
9
学校の図書館で借りた黄 文雄先生の唯一の本。 平和主義の問題点がよくわかった。 ちょうど勉強したいと思っていたことがまとめられていてありがたかった。 引用されている資料も非常にわかりやすい。 わたしも反日左翼に立ち向かえるようにもっと勉強しなければと思う。 それと、自分の学校にこの本を置いてくれた人に感謝! まだわたしの貸し出し記録しか付いてないけど、 友達とかに進めていこうと思う。2013/09/12
れぐすぺ
3
マンガで解説している本は無条件で好きになってしまう。この本はそんな価値観抜きで面白かった。キャラが立っているとこが良かった。ラストのどんでん返しもいい。甘ったるい平和主義幻想は捨てたくなりました。2011/03/26
臓物ちゃん
1
ラストに黄文雄本人が出てきて本当に平和主義をくたばらせるところはさすがと感じた。ストーリー展開もさることながら、披露される知識もネット情報の二番煎じではなく、文革などわりとマイナーどころをついてくるのもgood。趣味で数ある右派知識漫画を読んできたが、その中でも一番におすすめできる一冊。2014/07/22
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- 和書
- 影印武功夜話 〈20〉