内容説明
少数民族に対して中国が行っている、汚い手口の数々。チベット、内モンゴル、ウイグルへの侵略。その狡猾な手口は、台湾、北朝鮮へ、そして、いずれは日本へも及ぶだろう。この中国がひた隠しにしている恐ろしい事実は決して他人事ではないのだ。日本が、中国に占領された時、中国領ニッポン自治区になる。「中国が日本を植民地にする日」が現実のことになる。それがどんなに悲惨なことか、今、中国が少数民族にやっている実情を知ればリアルに見えてくる。
目次
まえがき 仮想・日本が中国に占領された時
第1章 世界発・反中国レジスタンス
第2章 中国とは何ものであったのか
第3章 内モンゴルの苦闘
第4章 ウイグルの嘆き
第5章 チベットの終焉
第6章 共産中国と少数民族
第7章 中国の行方
あとがき 私と中国―最後にあたって
著者等紹介
小滝透[コタキトオル]
1948年、京都市に生まれる。京都市立紫野高校卒。1974年、金沢大学法学部中退。1979年、王立リヤド大学文学部アラビック・インスティテュート卒業。豊富な学識で文化・宗教・歴史などの分野に切り込む気鋭のノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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khiikiat
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イスラム解説で有名な小滝透さんの中国論。漏れは氏の宗教解説に蒙を開かれまくったクチなので、どうしてこんなネトウヨみたいなタイトルの本を書いたのか気になって読んだ。端的にいうと嘗て毛沢東を支持し少数民族の弾圧を看過した己を恥じ支援するなかで彼らの境遇を我が身に引き付けて語るためのタイトルであった。中共の日本侵略計画が具体的に語られる訳ではない。しかし現在「中国」に吸収された各民族の苦難の現代史を要領良く知るには良い本だった。もちろん日本も大きく関わっている。ただ結論部、中国は内乱では崩れず台湾侵攻で倒れると2014/01/06
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