内容説明
有名雑誌の男性ゲイ編集者による、女性のための「恋愛&人生」エッセイ。
目次
winter(『禁じられた遊び』?言いたきゃ言うがいいわ!―オトコは顔、アタシは技;『キスより簡単』って、作戦次第よね―オトコの子はこう落とせ! ほか)
spring(『昔の男』も大きくなると嬉しいわ―“本当”に優しいオトコって?;『肝っ玉かあさん』になるつもりなんてカケラもないのに…―「欲情」と「尊敬」は両立しない? ほか)
summer(『Return to Myself』。切り返しはアタシ自身にも美味しく、ね―切り返しこそ会話の命;『エトランゼ』自体に善悪はないんだけど、ね―バカに国境なし ほか)
autumn(『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』なんて僭越極まりないけど、ね―強気なオンナにオトコは弱い?;『ふざけるな専業主婦』って、戦うべき相手は別にいるじゃない!―アタシの主婦体験 ほか)
Q&A
著者等紹介
高山真[タカヤママコト]
1970年生まれ。東京外国語大学外国語学部“パリジェンヌ”学科(本人の強硬な主張による)卒業後、出版社に勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ochatomo
8
映画「エゴイスト」から手に取る 著者は雑誌編集者で映画の主人公とかぶる 題名そのままの内容だったが楽しんで読めた 『“ゲイ”っていうのはセクシュアリティの問題だけど、“オカマ”ってのはセンスの問題なのね。どちらもDNAレベルに染み付いている』 『ストレートの子がストレートであることを自覚している度合いと、ゲイの子がゲイであることを自覚している度合いは決して同じじゃないわ』 『オトコの見切りは早く、仕事の見切りは慎重に。これがアタシの座右の銘よ』 初出ラブピースクラブ連載に加筆 2003刊2024/07/23
ybhkr
2
北原みのりさんおすすめ。というかラブピで連載してたんですね。図書館で見かけた時はタイトル見て恋愛ハウツーか?いらねぇ!と思ったんですが、中身はぜんっぜん違う!これタイトルで避けてるひと絶対いると思うんだけど!マツコデラックスもWの悲劇のこと言ってたなーと思ったら大親友かい!!男の子のオトシ方というより落としてからのテクニックに重点が置かれております。初回で縛らないと遂行できないテクは一介の女性にはちょいとハードルたっけぇ!これは臨機応変だな!ふんはー!バイ寄りのノンケがいるならバイ寄りのゲイもいそうだがそ2013/10/05
allizzwell
2
咽び泣くほど、おもろい!!姉さん、痛快すぎるわ!!そして、テクニック(色んな意味で、笑)はさすがね!!2012/03/09
アリスブルー
2
大師匠です。私の人生に物凄く影響を与えてくれた方です。もうね、3ページに1回は爆笑。プロのエッセイストwが裸足で逃げたくなるレベルの言葉のセンスだと思う。2003/06/11
よもぎ
2
姐さん、スゴいです!師匠と仰ぎたくなる方なんです。 多少なりとも、生きることや「〜ねばならない」と言われることに息苦しさを感じたことのあるひとにはぜひぜひおすすめしたい。笑いながら楽しく読めちゃうけど、その辺の薄っぺらい自己啓発本よりはガツンと役に立つ。自分の孤独と向き合うための一冊、だと思います。 あ、でもタイトル通り下ネタ&下世話ネタも満載なので、苦手な方は要注意です。