お笑い日本の防衛戦略―テロ対策機密情報

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784870314825
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

内容説明

テロに弱い原発、戦えない自衛隊、守ってくれない米軍。新しい戦争の時代を生きる全ての世代へ衝撃の緊急対談。

目次

第1章 今そこにある日本の危機―米国炎上テロで日本人は何を突きつけられたのか(意外!テロはアメリカへの「近親憎悪」;「新しい戦争」の時代には日米同盟は正常に機能しない ほか)
第2章 今そこにある原発の危機―なぜ日本は世界一テロに弱い国家になってしまったのか(テロから原発を守るのは丸腰ガードマン;カッターナイフ一本で原発の中央制御室へ ほか)
第3章 今そこにある防衛力の危機―年間予算5兆円、“日本国軍”の笑えない現実とは何か(いざ戦闘状態で自衛隊員の4割が逃げ出す!?;F15戦闘機を持ってても飛行機テロは防げない ほか)
第4章 今そこにある日米同盟の危機―いつまでもアメリカの属国で日本人は生き残れるのか(アメリカは“黄色いサル”には飛行機を作らせたくない;ハイテク兵器時代に「専守防衛」で日本は大丈夫か? ほか)

著者等紹介

テリー伊藤[テリーイトウ]
昭和24年東京都築地生まれ。日本大学芸術学部卒。寿司屋、ファッションメーカーなどを経て、TV演出家となる。「天才たけしの元気が出るテレビ!!」「ねるとん紅鯨団」「浅草橋ヤング洋品店」など、数多くのヒット番組を企画・演出。平成5年、初めての著書『お笑い北朝鮮』がベストセラーとなる。平成8年、現役大蔵官僚との対談を収録した『お笑い大蔵省極秘情報』を上梓、大反響を呼んだ。その他の著書に『お笑い革命日本共産党』『大蔵官僚の復讐』『お笑い外務省機密情報』など多数。また、平成12年にはユニクロのCM制作に携わる。現在はTV・ラジオを中心に幅広く活躍する

青山繁晴[アオヤマシゲハル]
昭和27年神戸生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒。共同通信で事件記者(京都府警キャップなど)を務めたあと政治部へ。首相官邸や自民党、防衛庁、外務省を担当し昭和天皇の吐血や新防衛大綱全文、安保再定義の日米共同宣言全文といった歴史的特ダネを重ねた。ペルー事件でリマに特派された後、依願退社、大手シンクタンクの安全保障・外交・政治担当の研究員に迎えられた。記者時代から7年以上、防衛庁の上級幹部研修で安保・外交を講義し、「本人は意識していないが、驚くほど多くの心酔者が防衛庁・自衛隊にいる」と評する元防衛庁長官もいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

3
青山繁晴さんをテレビでお見かけして、「この人は何者?」と興味を持っていたところ、ブックオフにて著書を発見して読破しました。今の日本のあり方(日米安保問題)を淡々と話せる所だけということでお話しになっています。この人のは、たくさんの政治家、官僚、マスコミに及ぶまでの人脈をもち、自分たちが知らされていない事実をたくさん知っておられるようでした。すこし、追っかけてみようと思います。この本でも、知らない事実に驚愕しています。しらないことの幸せというのを実感させられました。2013/01/07

phmchb

2
青山繁晴とテリー伊藤というそうそう無い組み合わせのふたりによる2001年の対談本。国防に関する問題提起としてはいいものだと思う。ただ、テリー伊藤は今ではパチンコの犬になってしまった。2014/01/17

viva

1
現行のままでは自衛隊は日本防衛時に何も出来ない。莫大な予算と訓練をしときながら。しかし、それは実力がないわけではなく法整備の問題で、行使したくても出来ない。だから自己防衛できるように変えて行きましょう。って話が繰り返し述べられている印象。自衛隊は訓練することが仕事ってのには…まいったな。2013/07/24

さとる

0
青山議員が戦略アナリストを名乗っていた時代。9・11直後の対談。自衛隊が抱える問題がこれでもかこれでもかと書かれる。が,この本のクライマックスは青山氏が共同の記者として取材をしたペルー公邸人質事件のくだり。独裁者フジモリ大統領のウラの怖い面,実行犯に対するむごい報復。青山氏,自らこういう修羅場体験・取材。こういう政治家は強いよなあ。2017/07/21

ココアにんにく

0
2001年。アメリカの同時多発テロ(ル)がおきたあとの対談。まだ独立総合研究所の前、戦略アナリストの肩書の青山さん。昔の本だが今読んでもすごく勉強になる。絶対安全と言われていた原発のこと。NBC兵器の恐ろしさ。尖閣諸島。日米安保。一番関心をひいたのが、ペルーの日本大使館事件。あの事件のうらにあまりにも悲惨な現実があったとは。当時、共同通信の記者として現場で取材をしていた生々しい話に目をおおってしまう。タイトルがお笑い×と書いてあり、軽い内容だと読むのを敬遠していたが、読むと重い。2015/08/08

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