出版社内容情報
湯沢 擁彦[]
監修
養子と里親を考える会[]
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内容説明
本書の目的は、親の保護に恵まれず不遇な境遇に置かれている子どもたちを、養子や里子として迎え入れて適切な家庭的環境を与えようとする問題に絞って、日本のみならず諸外国の最新資料について、詳細に検討考察したものである。
目次
第1部 日本の養子制度・里親の現状と課題(養子制度の概要と日本の実情;日本の養子縁組斡旋をめぐる課題;児童福祉としての養子制度―家庭養護促進協会からみた斡旋問題の実情;日本の里親制度の現状と課題;わが国における国際養子縁組法制化の必要性と試案)
第2部 諸外国の養子・里親制度の検討(アメリカ合衆国における養子縁組制度;アメリカ州レベルの養子縁組の実態;ブリティッシュ・コロンビア州(カナダ)「養子縁組法」(The Adoption Act)の特色
フランスの養子法
ドイツの未成年養子制度 ほか)
著者等紹介
湯沢雍彦[ユザワヤスヒコ]
東洋英和女学院大学教授。お茶の水女子大学名誉教授
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