内容説明
日本経済の“失われた90年代”をもたらした真犯人は?アジア通貨危機はなぜ世界中に飛び火したのか?それらは国境を越えて奔放に暴れ回る、グローバルマネーの仕業だった。制御不能のマネーの奔流に、日本は受け身で対応するだけでいいのか?開かれたパンドラの箱に自ら飛び込め!“ポジティブ金融開国”を力強く提唱する。
目次
第1章 夜明け前の胎動か?―激動の日本の金融界
第2章 金融グローバル化の衝撃
第3章 世界を揺るがすグローバルマネー
第4章 グローバルマネーをどう手なずけるか
第5章 グローバル・キャピタリズムは善か、悪か
第6章 日本が採るべき「開国」のスタンス