本当に強い人、強そうで弱い人

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870314610
  • NDC分類 493.09
  • Cコード C0095

内容説明

サッカーの中田ヒデ選手は巨木型!?SMAPの中居クンは柳型!?自分らしく生きるにはコツがある。

目次

第1章 本当の強さとは何だろう
第2章 素直な人は心が強い
第3章 あなた自身を知っていますか
第4章 なぜ「大人」になれないのか
第5章 心と体はやっぱり深い関係
第6章 強く生きるにはコツがある

著者等紹介

川村則行[カワムラノリユキ]
国立精神・神経センター心身症研究室長、医学博士。1961年大阪市生まれ。東京大学医学部医学科卒業、東京大学医学部医学研究科大学院博士課程細菌学教室卒業。国立相模原病院を経て、国立精神・神経センター精神保健研究所心身医学研究部に勤務。研究テーマは脳による免疫制御機構の解明、及びストレスと心身症
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

17
何度か再読本。図書館で気に入り当時は絶版で中古で買うしかなかったが、今では文庫・電子も出ている。著者は精神科医であり、ここでの強い人とはうつ病になりにくい人の思考・生活習慣を持った人だと言える。結論を言うと、自分の弱さを認められる、自分の限界、価値観の多様性を知っている、人と繋がって他人に助けを求められるような人ということになる。そしてそれは幼少期の親子関係まで遡ることができることが面白い。本書では使われていないが、レジリエンス、マインドセット、ポジティブシンキング、そして幸福論が繋がったような内容。2019/01/26

チャー

13
様々な研究結果を紹介しながら心の強さについて記された本。よく守られ任せられた人の心は強いという主張は大いに納得。過干渉と放任は良い方向には進まない。ストレスに負けない強い自我には、自分への信頼感、人生の有意義感、楽観性、世界は処世可能であるという認識が大切。決意しなくなった人が増えているという著者の指摘はなるほどと感じた。選択肢が増えた現代では迷う場面が増えており、決めずにいることはたしかに楽であるが内面を培う部分では選択の積み重ねが必要と強く感じた。完璧主義は辛い。弱さを認めその上でどうするかが大切。2021/05/23

スノーシェルター

10
今までダメだった。今もダメに押し潰されて死にたいくらいだ。それでも、とにかく希望を持てと。2013/11/08

マネコ

6
弱さを受け入れる強さを持つ。よく守られよく任されて育った人は心が強い。理想を持つ人は強い。など心理学と教育などを含め説得力あるメッセージが読みやすいです。2019/09/23

sui

4
本を読み、自己評価、自尊感情、自己信頼感が低いことに気がついた。人生を振り返り、挫折を乗り越えた経験を思い出して、自分への信頼感や世界は処理可能という感覚を持とうと思い直した。 ○自分同様、他人にもやりたいことがある事実を尊重する自律性と、何かをしようとするとき、自分の能力や周囲の状況を考えて実現性や自分が本当にやるべきかを自問自答したり、物事が失敗したときに原因を考えて打開策を見つけていく現実検討能力は身につけたい。 ○仕事のストレス軸 DCS(仕事上の要求、裁量権、周囲の支援等)。Sは制度次第で軽減可2020/01/22

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