内容説明
激悪アドルフに華麗なる親衛隊。コミック・映画・ハードボイルドからプラモデル・電脳空間まで…。平和な日本は、ハーケンクロイツの帝国だった!!前代未聞の『ナチカル資料編』付。収録図版400枚。
目次
序章 日本人にとって「ナチカル」とは何か
第1章 ジャーナリズム―「政治的に正しい」ジャーナリズムのヒトラー
第2章 ミリタリー&プラモデル―密室のナチ趣味、消費砂漠の軍事マニア
第3章 海外冒険小説―鷲は舞い降り、ヒトラーは甦る
第4章 コミック&アニメ―デスラー総統はドイツ人か
第5章 映画―銀幕に育まれたゴールデン・ボーイズ
第6章 パンク・ミュージック―絶叫パンクスは鉤十字がお好き?
第7章 オカルト&フリーメイソン―ヒトラーはUFOに乗ってやってくる
第8章 純文学&中間小説―日本文芸におけるナチズムの曳航
第9章 架空戦記・日本の敵はどいつだ?―日独決戦のゆくえ
第10章 インターネット―電脳ナチズムのインパクト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南註亭
1
インタビューが掲載されている人で赤間剛さんのほかにもうひとり知人がいた。もっともそのひととは数年前に知り合ったので、今回再読してはじめてオロロキました(苦笑)。過去読をアップすると、ついつい再読してしまうのには困ったもんです。それにしても目が疲れる本です。2012/03/29
南註亭
0
確認だけのつもりが読んでしまった。サブカルとかオタクというよりマニアもしくは研究の範疇かもしれない1冊。2004/02/21
南註亭
0
ヒトラーとナチズムに関する一種のカタログというか目録です。プラモデル、コミック、小説、映画、パンクミュージック、オカルト、UFOなどなど、さまざまな分野でのモノの紹介・解説。 参考度 ☆☆☆☆☆2002/05/10
ぞだぐぁ
0
資料編に書かれている飛鳥新社のサイトを漁っても出てこないのでもうないのかも知れないが、日本ナチ・カルチャー研究会という団体による本。 ナチのプロパガンダ手法とか悪人の代名詞として真っ先に挙げられる(例えば、現代の~)ヒトラーとかの話から最近MVでコロンブス使って炎上してるようなナチのアイコン使う団体とか行動はまぁ納得がいく。あと、ナマモノでヒトラーとかSSを使ったBLも。 ただ、旧ドイツ軍の制服マニアとか模型、ガンダムのジオン軍にヤマトのデスラーが影響を受けていると言った話はギリセーフでもヒトラーが(続く2024/06/11
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