内容説明
土崎空襲の悲劇を記録し、大きな反響をよんだ「はまなすはみた」出版から二十余年。その後の多くの聞き書き・調査の成果をもとに、文・絵とも新たにかきおろし、今ふたたび平和への願いを世界に訴える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bassy
3
1945年8月14日終戦前夜、日本で最後に空襲を受けた秋田市土崎の土崎空襲を描いた絵本。小5くらいの頃に、この前の版の本を読んで読書感想文を書いた記憶があるんだけど、ひょんなことから、またこの本を目にすることに・・。自分の住んでる土地からそう遠くない場所で起きていた、戦争の悲惨さに、当時は子供心にも目をそむけたくなる様な内容で、強烈に印象に残っていました。あれから約20年、この年齢になって新しい版を見ると、当時の記憶が曖昧な所もあるけど、内容的には前の版は物語然としてたけど、今版は割と記録的、学術寄りかも2012/06/05
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